電気工事士解答発表

以下で、解答が発表されたので自己採点してみた。発表されたのは、9時から10時の間くらいか。

試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

10問間違いで、80点のはず。受験番号書き間違えたりしてなければ・・・。

と、言うわけで間違えた箇所の見直し。

  • 問2 コイルの電流と周波数の関係の問題。正解は、反比例するので5Aのロ。自信がなかったもの
  • 問4 1時間あたりの熱量kJを求める問題。P=I²Rで45かと思ったんだけど、正解は電力ではなく電力量なのでW=Pt=45*3600/1000=162。これも自信がなかったもの。
  • 問5 三相交流の線間電圧を求める問題。全然覚えてなかった。抵抗と電流から相電圧V(20A×6Ω=120V)を求め、相電圧Vに√3をかければ求める答え208になる。
  • 問21 200V三相電動機回路の知識問題。正解は、イの湿気の多い場所で1種金属製可とう電線管工事。間違えてロの3mの金属管でD種接地工事の省略を選んでしまった。
  • 問22 D種接地工事の問題。正解はイの対地電圧200Vが鉄台の上にあるとき。間違えてニの対地200Vの動力配線の電線を納めた長さ3mの金属管を選んだ。
  • 問23 合成樹脂管工事の指示点間の距離の問題。覚えてなかった。正解はロの1.5m。間違えてハの2mを選んだ。ちなみに、合成樹脂管だと1.5m、金属ダクトは3m、ライティングダクトは2m、ショウウィンドウ内のコードは1m、ネオン電線は1m。覚えられなーい。
  • 問26 必殺、「適合していないものは」に対して「適合している」ものを選んでしまったパターン。正解は、イの600Ω/2.0MΩ
  • 問27 記号の記憶問題。ロの可動コイル形を選んだが、ニの可動鉄片形が正解。
  • 問31 配線図の「CVT」を問う問題。ニの「600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」。わかってたのにイの「引込用ビニル絶縁電線」を選んでしまった。ちなみに、テキストでは「CVT」ではなく「CV」と書いてあったのだが、何か違うのだろうか。
  • 問36 □の中にSの記号を問う問題。正解は「電磁開閉器」間違えて「電流計付箱開閉器」を選んでしまった。ちなみに、「カバー付ナイフスイッチ」と「電磁開閉器」が□の中にS、「電流計付箱開閉器」は□の中に○の中にS。今回の問題では、□にSの先に、フロートスイッチと汚水ポンプが繋がっていたのだから、そこからも電磁開閉器と答えられるべきだった。

電気工事士筆記試験

今日は、第二種電気工事士の平成30年上期の筆記試験日。

最後に資格試験を受けたのはいつだろうと言うくらい昔だったので、そこそこ緊張していたらしく、昨日は夜なかなか寝付けなかった。

ちなみに、なんとなく昨日今日はテキストを開いていない。

受験票に書いてあった青山学院大学相模原キャンパスがある淵野辺へ向かう。

試験は13時からだったので、駅の近くにあった松屋牛めしを食べる。メニュー構成がわかっていなかったので、危うく牛めしに味噌汁がついていたのに、豚汁を足してしまうところだった。

淵野辺には青山学院大学だけでなく桜美林もあり、学生の街と言う雰囲気だ。

大量の人波と一緒に大学へ向かうと、道すがら実技試験の講習の勧誘がたくさんいた。

大学に着くと、受験番号によってD棟とE棟に分かれる。

さらに、その中で教室に分かれる。私が向かったのは、E棟の2-4の教室だった。

番号毎に席が決まっていて、一つの教室に130人入るようだ。

情報処理試験だと、だいぶ空席が目立つのだが、ほとんどの席が埋まった。

同じような教室が、E棟だけで12近くあったようなので、かなりの人数が受けるようだ。神奈川県の試験場がどのくらいあるのかわからないが。

ちなみに、私がいた教室では、女性の受験生は一人だけに見えた。

年齢で言うと、若い人がほとんどで、一部おじさん、おじいさんがいる感じ。

 

15分前になると説明が始まる。その後、答案用紙と問題が配られ、答案用紙に受験番号、氏名、生年月日、受験地を書いて開始を待つ。

自信がない問題にマークを付けながら、1ページずつ解いては解答用紙にマークシートしていく。

2時間の試験時間のうち、45分で解答を終え、5分で自信がなかったところを見直し。

見直しても、まったく正解がわからなかった。ちなみに、自信がない問題は10問程度あった。

14時から途中退室ができるはずだったが、試験官の人が直前から受験票を整理しはじめ、14時5分くらいになってやっと退室開始。

混乱を避けるためと言うことで、1列ずつ指定されて、答案を提出して退出する。

私は真ん中の列だったので、退室できたのは14時15分頃だった。

トイレに行きたかったので行ったところ、他の受験生のおじさんが「トイレも行かせてもらえないのかよ」と愚痴っていた。不正防止のためにはしょうがないだろう。

 

学校を出ると、今度は「QRコードで速報見れます」と言う勧誘の人がたくさんいた。同じ人かも知れないが。試験ビジネスは儲かるのかな。

会場で配られたパンフレットによると、明日6月4日に解答が発表され、7月2日に結果発表があるらしい。結果発表の日からwebで受験番号から合否を確認できるらしい。

7月22日が実技試験なので、さすがに7月2日の発表まで待つのはどうかと思うので、明日の解答を見て自己採点して、実技の練習を始めるか決めよう。(と言っても、実技の教材セットは2回分なので、あまり早くやっても忘れてしまいそうだが)

 

ハローワーク2度目

前回、認定日の日取りがあわなくて受給資格の決定が受けられなかったので、都合の良い日から4週間前を逆算して本日2度目のハローワークへ。

今回は、総合受付を通らずに直接雇用保険資格決定窓口へ。

必要書類を出すと、しばらく処理する間待たされて、その後本人確認と説明。

本人確認は運転免許証を持ち歩いているので問題なかったが、今回はマイナンバーカードを持っていなかったので、要求されたらまた出直し?とドキドキしたが、マイナンバーカードは要求されなかった。

無事受給資格の決定を受けたが、就職相談窓口へ行って記録をする必要があるとのことで、書類をもらって再度総合受付へ。

受付の後相談窓口へ行って、求職申込の内容を再度確認してもらい、記録してもらって本日の手続きはおしまい。

 

今日もらったのは、「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」、「認定日一覧表」、「失業認定申告書」、「初回認定日相談票」。

しおりには、雇用保険説明会の日付と、最初の失業認定日が書いてある。失業認定日には時間も書いてあるが、時間はだいたいの目安なので、厳密にその時間でなくても良いらしい。

認定日一覧表には、認定日の型(「1型-月」とか)が書いてあり、型毎に認定日が決まっているようだ。

一覧表の裏には認定日変更が可能な理由及び提出書類と言うのが書いてある。

例えば、中学生以下の子供の入学式または卒業式は理由になるが、運動会では理由にならないらしい。

残りの紙は、説明会で説明を受けるのでまだ記入しないようにとのことだった。

あと、前回の説明では自己都合退職の場合の欠格期間の認定日もハローワークに行く必要があるような説明だったが、今回は初回認定日行った後は、2回目と3回目は行く必要がないとの説明だった。(会社からもらったパンフレット通り)

前回の説明が間違っていたか、私の聞き方が間違っていたのだろう。

 

あと、細かいことは説明会で説明があるが、今日特別に説明する内容として、7日の待機期間に1日に4時間以上働いてしまうと待機期間が伸びてしまうこと、再就職手当の支給要件の話があった。

自己都合退職等で3ヶ月の給付制限がある場合、待機期間7日終了後の最初の1ヶ月に再就職した場合、ハローワーク等での紹介による就職でないと再就職手当が出ないとのことだった。

 

電気工事士のお勉強その5

H29年度上期の問題で間違ったもの。○×は1回目と2回目の正誤。

 

  • 問1×○ 引っかけで回路に短絡箇所があった。その部分は抵抗0で計算すれば良い。
  • 問4×× 回路の力率を改善すると、電流計の指示値は減少する。1回目は変化しない、2回目は増加するを選択。
  • 問6×○ 1回目は、電線が上下2本あるのを見落としていた。長さが2倍になるので、抵抗も2倍。正しく抵抗値を計算して、電流をかければ電圧降下が求まる。
  • 問7×× 暗記問題。2.0mmの絶縁電線の許容電流は35A、電流減少係数0.7をかけて24Aが正解。1回目は35Aを選択、2回目は絶縁電線の許容電流を27Aで計算して19Aを選択。1回目は許容電流を覚えていたのに減少係数をかけず、2回目は許容電流の記憶を間違えていたらしい。
  • 問8×○ これも暗記か。IM=40A、IH=30A、IM>IHでIM≦50なのでIW≧1.25IM+IH=80A
  • 問9×○ これも暗記。暗記ばっかり。30Aの分岐回路の電線の太さは2.6mm以上必要。
  • 問10×○ また暗記。IWが42A、IBが50Aなので、42/50=84%、55%以上なので長さは無制限。覚えられる気がしない。
  • 問14×○ 金属管をコンクリート壁に固定するときに使うのは、振動ドリル、カールプラグ、サドル、木ネジ
  • 問17×○ 電動機保護機能付き配線用遮断器。漏電遮断機の復帰ボタンがないこと、電動機の出力の表示があることから判断。
  • 問19×○ 危険物のある場所は、ビニル絶縁ビニルシースケーブルのみでは駄目。金属管等の防護装置が必要。
  • 問29×○ 配電盤を造営材に取り付ける作業と、電線管を曲げる作業は電気工事士でなければできない。配電盤は電気工事士だが、電力量計は電気工事士でなくても良い。1回目はそこを間違えたらしい。
  • 問30○× タイムスイッチは特定電気用品。2回目は間違えてカバー付きナイフスイッチを選んでしまった。覚えられない・・・。
  • 問31×○ 分電盤の記号は、長方形の1本対角線で区切った片方を黒で塗りつぶしたもの。1回目は、2本の対角線で区切られた二つの三角を塗りつぶしたを選んでしまった。これは制御盤。
  • 問35×○ 「◉BL」は「確認表示灯付き電磁開閉器用押しボタン」Bがボタン、Lが確認表示灯
  • 問37×○ 三相3線200Vの絶縁抵抗値は0.2MΩ以上必要。
  • 問39×○ 引掛形コンセントはT
  • 問40×○ 引込線取付点の高さは原則4m、交通に支障がない場合は2.5m。1回目は4mを選んでしまった。
  • 問42○× スイッチ近くの蛍光灯イ周辺の配線を間違えていた。1回目に書いた複線図を残していなかったので、なんで1回目に正解したのか謎。
  • 問44×○ 「◉LF3」はイのフロートレススイッチ電極棒。1回目は「◉F」のフロートスイッチと間違えた。Fがフロートスイッチまではわかるのだが、なんでLFがフロートレスなんだよ。
  • 問45○× 四角の中に×はプルボックス。四角だけだとアウトレットボックス/コンクリートボックス。覚えられない・・・。
  • 問46×○ Eはねじなし電線管。ねじなし電線管の工事ではねじ切り器は使わない。
  • 問47×○ 普通に複線図を書けば間違えない気がする。なんで1回目間違えたんだろう。
  • 問49×○ DLはダウンライト。1回目はペンダントを選んでしまった。ペンダントの記号は○に線を引いたもの。蛍光灯ならその外側に長方形。
  • 問50×○ 1回目はスイッチのL/Hの間違い。Lが確認表示灯付きスイッチ、Hが位置表示等付きスイッチ。

 

電気工事士のお勉強その4

平成29年度下期の問題で間違えたところ。

 

  • 問5 1相あたりのインピーダンス10Ωまでは求められたが、そこで詰まってしまった。相電流は200V/10Ω=20A、消費電力はP=I²R=20²×6=2400W、3相分で7.2kWが正解。
  • 問9 暗記問題。分岐回路の種類とコンセントの定格電流から、ロとハまで絞れる。後は、電線の太さでハが正解。
  • 問21 1種金属可とう電線管は、湿気が多い場所には施設できない。(他に、水気のある場所、点検できない隠蔽場所も駄目)
  • 問26 暗記問題。D種接地は、100Ω以下、1.6mm以上なので、それに合致するものを選ぶ。
  • 問29 設問が「受けないもの」なのに受けるものを探してしまった。出力10kW以上の非常用内燃力発電設備は一般用電気工作物の適用を受けない。
  • 問37 暗記問題。300V以下の対地電圧150V以下なので、0.1MΩ以上。図の凡例のところに*1は単相200Vって書いてあったのを読めてなかった。
  • 問44 電源の接地極じゃない方の線が、スイッチ イとハに行くときに、ジョイントボックス内で接続する複線図を書いてしまったが、実際にはスイッチ内で接続できるので、ジョイントボックス内では接続しない。
  • 問50 HとLのスイッチのいずれかがあれば、他方はないと言うパターンの問題が多かったので、焦って選択してしまった。この図ではHとLが両方あり、代わりに2Pがなかった。2Pもほぼ配線図に出ないと思われるので、選択肢に2極スイッチがあったら注意。

*1:a

電気工事士のお勉強その3

雑多なところを

 

  • 特定電気用品<PS>Eは、絶縁電線(断面積100mm²以下)、キャブタイヤケーブル(断面積100mm²以下、芯線7本以下)、ケーブル(断面積22mm²以下、芯線7本以下)、コード、ヒューズ、開閉器、配線用遮断器、漏電遮断機、タンブラースイッチ、フロートスイッチ、タイムスイッチ、差込み接続器、小型単相変圧器、放電灯用安定器、携帯発電機
  • 特定電気用品以外(PS)Eは、電線管とその他付属品、単相電動機、かご形三相誘導電動機、ケーブル(22mm²超100mm²以下、7芯以下)、蛍光灯電線、ネオン電線、ライティングダクト、変圧器、カバー付きナイフスイッチ、電磁開閉器、電気ストーブ、換気扇、テレビ、蛍光ランプ、リチウムイオン電池など
  • 特定電気用品は、検査承認が必要。特定の方が危険なもの。
  • リングスリープは、1.6mm4本まで、2.0mm2本まで、2.0mm1本+1.6mm2本までは小、2.0mm4本まで、2.0mm1本+1.6mm5本、2.0mm2本+1.6mm3本までは中、それより上は大。
  • ルールは、断面積8mm²以下は小、14mm²未満は中、14mm²以上は大。例外は、2.6mm1本と1.6mm1本の組み合わせは8mm²以下だが、中を使い、2.0mm4本は14mm²だが、中を使う。
  • 太さ1.6mm=2mm²、2.0mm=3.5mm²。
  • 圧着マークは、1.6mm2本、1.6mm2本+0.75mm²1本のときは○、それ以外はスリーブと同じ小中大。
  • リングスリーブの圧着ペンチは黄色。
  • 直列の合成抵抗は、単純に足す。(R=R1+R2+R3)
  • 並列の合成抵抗は、逆数の和の逆数(R=1/(1/R1+1/R2+1/R3))。二つだけのときはR=(R1*R2)/(R1+R2)で計算できる。
  • 電力P[W]=VI=I²R=V²/R
  • 電力量W[Ws]=Pt。電力量と熱量H[J]は同じ。
  • 交流の実効値は最大値の1/√2。実効値×√2が最大値。家庭用100Vと言ったときの100Vは実効値。(直流に換算したときに同じ仕事をする)
  • 交流回路では、抵抗は電圧と電流が同相、コイルだと電流の位相が90度遅れ、コンデンサだと90度進む。
  • コイルが交流電流を妨げる働きを誘導性リアクタンスXL、コンデンサが交流電流を妨げる働きを容量性リアクタンスXCと呼び、抵抗Rを含めた交流回路の抵抗成分をインピーダンスZと呼ぶ。
  • 誘導性リアクタンスXL=2πfL[Ω]。f:周波数[Hz]、L:インダクタンス[H]
  • 容量性リアクタンスXC=1/2πfC[Ω]。f:周波数[Hz]、C:静電容量[F]
  • R-L-C直列回路の合成インピーダンスZ=√(R²+X²)=√(R²+(XL-XC)²)
  • R-L並列回路の合成インピーダンスZ=V/I=V/√(IR²+IL²)
  • コイルとコンデンサは電力を消費しない。
  • 皮相電力S[VA]=VI
  • 有効電力P[W]=I²R
  • 無効電力Q[var]=I²X
  • 力率cosθ=P/S

電気工事士のお勉強その2

絶縁電線の許容電流
単線 より線
太さ 許容電流値 太さ 許容電流値
1.6mm 27A 2.0mm² 27A
2.0mm 35A 3.5mm² 37A
電流減少計数

電線管やケーブルに電線を複数入れたときに、上記許容電流がどれだけ減るか。

  • 3本以下→0.70
  • 4本→0.63
  • 5本または6本→0.56
  • 0.70から1割ずつ減らす。上記電線の許容電流に、電量減少係数をかける
過電流遮断器に定められた動作時間

ヒューズ

  • 定格電流の1.1倍では溶断しないこと。
  • 30A以下の場合、1.6倍で60分以内、2倍2分以内
  • 30Aを超え60A以下の場合、1.6倍で60分以内、2倍4分以内

配線用遮断器

  • 定格電流の1倍では動作しないこと。
  • 30A以下の場合、1.25倍で60分以内、2倍2分以内
  • 30Aを超え60A以下の場合、1.25倍で60分以内、2倍4分以内

 

単相2線式配線では、対地電圧が150V以下なら接地側電路の過電流遮断器を省略できる。

単相3線式配線では、中性線に過電流遮断器を繋いではいけない。

 

屋内配線

幹線の許容電流IWは、以下のように決まる。

  • IM≦IHのときIW≧IM+IH
  • IM>IHでIM≦50AのときIW≧1.25IM+IH
  • IM>IHでIM>50AのときIW≧1.1IM+IH

 以下のいずれかの場合、分岐した細い幹線の過電流遮断器を省略できる。

  • IW≧0.55IB(このときの分岐幹線の長さに制限はない)
  • 分岐した幹線の長さが8m以下で、IW≧0.35IB
  • 分岐した幹線の長さが3m以下で、負荷側に幹線を接続しない場合(IWに制限なし)

この条件は、屋内幹線ではなく分岐回路の分岐開閉器(開閉器及び過電流遮断器)の取付位置とほぼ同じルール。分岐回線の場合は分岐開閉器は省略できない。