雇用保険説明会
今日は、雇用保険説明会。
ハローワークでは場所が足りないらしく、公共の施設にあるシアタールームで行われた。
会場はかなりの盛況で、まさに老若男女がいる感じ。赤ちゃん連れの若いお母さんも多かった。
そこで、職業訓練校の説明、ハローワークの説明、雇用保険の説明(ビデオ)、その他細かい手続き上の説明、を受けた。
そこで言われたのは、雇用保険は積み立て貯金ではなく、やむなく失業してしまった人が職を探すためのものであること、不正受給の場合は返還の上最大支給額の2倍(合計3倍)の請求があること。
あと興味深かったのは、現在の有効求人倍率の話。
平成30年4月の有効求人倍率は、全国で1.59、神奈川県は1.20。(たぶん東京が高く、他は低いんだろうね)
過去最低は平成21年7月〜9月の0.43。
神奈川県の職業別で見ると、事務職は0.22、保安、建設等は7倍弱程度と、職種によって結構バラツキがあること。
なんかIT業界に戻るのも微妙なので、収入が低くても事務職で、なんてぼんやり考えていたりもしたのだけれど、事務職は倍率が高いらしい。
一応、事務手続き的な部分で聞いたことも書いておく。
今日貰ったのは、「雇用保険受給資格者証」。
これには、雇用保険の情報がいろいろ書いてあり、裏には顔写真と、処理状況を書く欄がある。
初回の失業認定日にもっていくのは、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」、「初回認定日相談票」、訂正印用の印鑑。
「失業認定申告書」には求職活動の実績を書くのだが、初回は1回、2回目以降は原則として2回以上の実績が必要。
初回の認定日は、今日の説明会に参加することで要件を満たす。そして、自己都合退職等で欠格期間がある場合、2回目の失業認定には3回分の求職活動の実績を書く必要がある。
求職活動の実績とは、ハローワークでの求職相談、ハローワークのセミナー・講習への参加、求人への応募等が有効。求人情報を調べました、等は無効。
失業認定でハローワークに行ったときに相談すれば、それだけで1回の実績になるので、後は他に1回ずつ何かすれば良い。
真面目に就職活動をしていればもちろん全然ハードルは高くないのだが、働く気がない人にはなかなかに負担だ。(もらえる金額を考えれば、月に2回ハローワークに行くくらいどうと言うことはないのだが、心が死んでいく気がする・・・)