最終出社日
今日が退職の日。
10時に人事に呼び出されたので、もろもろ持って会社へ。
会議室で1時間程度説明を受けたり、書類にサインして押印したりして、無事に無職になったのでした。
会社に返却したのは以下。
- 社員証
- 健康保険証(本人、被扶養者)
- ビルカード
- その他会社貸与物
手続きとしては以下のようなことをした。
情報漏洩に関する誓約書
署名、捺印。中身はあまり真面目に読んでないけど、そんなに変なことは書いてなかった気がする。
財形貯蓄の解約手続き
財形貯蓄の解約手続きの書類に記入して押印。
離職票を出して貰うのに必要な書類の作成
なんか働いた期間とか書いた気がする。
後日離職票が届くので、そしたら職安に行けと言われた。
健康保険
国民健康保険と、健康保険組合の任意継続の説明を受け、「健康保険任意継続被保険者資格取得申請書」と言う紙をもらった。
保険証は今日会社に返すが、会社が健康保険組合に資格喪失の手続きをするまでは任意継続の手続きはできないとのこと。
公的年金
すぐに国民年金の第1号被保険者になる手続きをするように言われた。
この手続きをするときに、要求されたら出すように、と「社会保険資格喪失証明書兼退職証明書」と言うのをもらった。
年金手帳は会社に預けてたと思ったんだけど、会社にはないとのこと。ちょっと焦ったが、自宅に帰って探したら見つかった。
企業年金基金
私の場合は加入員期間が10年以上なので、選択一時金または年金給付が選択できるらしい。後日企業年金基金から手続き書類が送られてくるので、そしたら手続きすれば良いらしい。
税金
所得税は、一月から四月までの源泉徴収票を会社から出すので、それを使って来年の確定申告をしろとのこと。
住民税は、平成28年分までは四月の給与で徴収するので、平成29年分から自分で納付しろとのこと。
もともと、n年の1〜12月の収入に対する住民税は、n+1年の6月に決定し、n+1年の6月〜n+2年の5月までで12分割して給与天引きと言うシステムらしい。
ちなみに、退職金については、勤続20年以上の場合は800万円まで非課税らしい。
このために、「退職所得の受給に関する申告書」と言うのに記入、押印する必要があった。
退職金
某弊社の場合、退職金は退職一時金として70%、確定拠出年金として30%が支給されるらしい。
70%の方の金額は教えてもらえた。楽勝で非課税の範囲。
確定拠出年金
名前から、国民年金、厚生年金関連のものかと思っていたが、もともと会社が積み立てていた退職金の運用がうまくいかなくなっため、自分で運用しろ、と言うものらしい。
退職一時金と違って、60歳になるまで引き出すことができない。
退職後半年以内に確定拠出年金の制度がある企業に就職した場合はそちらに移管できるが、そうでない場合は以下の選択肢がある。
- 個人型DCの加入者になる(自分で積み立て金を払う)
- 個人型DCの運用指図者になる(積み立てはせずに運用だけ)
- 国民年金基金連合会に移管(積み立ても運用もできない)
制度としてひどいなあと思うのは、60歳まで引き出せないのに、どの選択をしても口座管理手数料を取られること。今の金利ではどんな運用をしても運用益よりも手数料の方が高くなることが見込まれるので、ひたすら財産が目減りするのを眺めているしかなさそうか?
退職月給与
月の途中で退職する場合は、日割りになりますよ〜とかそんな説明。
後は、社会保険料の控除がいつ分まで行われるか、とかそんな説明。
こうして、22年にわたるサラリーマン生活が終わりを告げたのでした。
昨日今日と送別会を開いていただき、同僚には恵まれた会社だったな〜と思ったり。
連日終電で帰宅しましたが、首都圏の通勤電車はひどいな〜と改めて思ったりしました。
とりあえず、来週早々には国民年金の手続きとハローワークに行って、その後健康保険の手続きを済ませることにしよう。
確定拠出年金については、6ヶ月ギリギリまで判断を保留しよう。それまでに就職が決まれば、移行できるかも知れないし。